『UCC MOUNTAIN MIST(マウンテン ミスト)』は、
農園や地域を指定したコーヒーの中から、UCCグループのQアラビカグレーダー※のカッピングにより
特に点数の高いものだけをセレクトした、こだわりの業務用スペシャルティコーヒーシリーズです。
コーヒーの専門技能の国際資格であり、正式には「Licensed Q Arabica Grader」。バリスタがコーヒーを淹れる職人を指すのに対し、Qアラビカグレーダーはコーヒーの品質を評価できる職人を指します。SCA(スペシャルティコーヒー協会)が定めた基準・手順にのっとってコーヒーの評価ができるとQアラビカグレーダーに認定されます。
フレーバー:グリーンアップルのような爽やかな香り
アシディティ:パインやピーチのようなやさしい酸味
アフターテイスト:柔らかい口当たりとすっきりとしたクリアな後口
南米ペルー北部で育てられたコーヒー。カハマルカ県のサンイグナシオ州とハエン州にあるアプロカシ組合によって海抜1,000~2,500メートルの高地で丁寧に栽培されました。22~30時間かけて発酵を行い、その後水洗を経て屋根付きのアフリカンベッドでゆっくり乾燥することで、柔らかい口当たりとやさしい甘さを感じる冷めても雑味の少ない良質なコーヒーに仕上げました。
フレーバー:アップルやレモンのようなみずみずしい香り
アシディティ:マンダリンオレンジのようなジューシーな酸味
アフターテイスト:甘い余韻が長く続く後口
タンザニア北部キリマンジャロ山周辺、火山性の肥沃な土壌で育てられたコーヒー。「クラシック・キリマンジャロ・リバイバル・プロジェクト」のもとで肥料の適正な使用、完熟豆のみ収穫。収穫日別の仕分け管理を行い、丁寧な脱肉・発酵・水洗・ゆっくりと天日乾燥を行い作り上げられたコーヒーです。アップルやレモンのようなみずみずしい香りとマンダリンオレンジのようなジューシーな酸味、甘い余韻が長く続く後口が特長です。
コーヒーカップのなかで、生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されたコーヒーのことです。
…と言ってもちょっと難しいですね。
もともとはアメリカのスペシャルティコーヒー協会(SCAA 今はSCA)によって提唱された、高品質コーヒーの概念で、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)では「生産国においての栽培管理、 収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること」「適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること」「適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる」といった、生産地・加工時・抽出時のそれぞれにおけるポイントをスペシャルティコーヒーの条件として挙げています。
おいしいコーヒーは、昼夜の寒暖差が激しい地域で、コーヒー豆が収縮を繰り返しながら育つことによって、甘味が凝縮、生成されます。そうした場所では、霧が発生することから、スペシャルティコーヒーのブランド名を、MOUNTAIN MIST(マウンテン ミスト)と名付けました。