『UCC MOUNTAIN MIST(マウンテン ミスト)』は、
農園や地域を指定したコーヒーの中から、UCCグループのQアラビカグレーダー※のカッピングにより
特に点数の高いものだけをセレクトした、こだわりの業務用スペシャルティコーヒーシリーズです。
コーヒーの専門技能の国際資格であり、正式には「Licensed Q Arabica Grader」。バリスタがコーヒーを淹れる職人を指すのに対し、Qアラビカグレーダーはコーヒーの品質を評価できる職人を指します。SCA(スペシャルティコーヒー協会)が定めた基準・手順にのっとってコーヒーの評価ができるとQアラビカグレーダーに認定されます。
フレーバー:オレンジやグレープフルーツのような爽やかな香り
アシディティ:シトラス系の明るい酸味
アフターテイスト:ブラウンシュガーのような甘い余韻
ホンジュラス エル パライソ県プラネス地域で育てられたコーヒー。農園主のマイラさんが1,800本のコーヒーの木を植え始めたことから始まった農園は、現在3ヘクタールの面積で優れた品質と高い生産性、耐病性が特長のパライネマ種のコーヒーを栽培しています。完熟したチェリーのみを手作業で収穫し、丁寧に脱肉・発酵・水洗を行い、じっくりと天日乾燥しています。オレンジやグレープフルーツのようなさわやかな香りと明るい酸味、ブラウンシュガーのような甘い余韻を感じられるコーヒーです。
コーヒーカップのなかで、生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されたコーヒーのことです。
…と言ってもちょっと難しいですね。
もともとはアメリカのスペシャルティコーヒー協会(SCAA 今はSCA)によって提唱された、高品質コーヒーの概念で、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)では「生産国においての栽培管理、 収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること」「適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること」「適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる」といった、生産地・加工時・抽出時のそれぞれにおけるポイントをスペシャルティコーヒーの条件として挙げています。
おいしいコーヒーは、昼夜の寒暖差が激しい地域で、コーヒー豆が収縮を繰り返しながら育つことによって、甘味が凝縮、生成されます。そうした場所では、霧が発生することから、スペシャルティコーヒーのブランド名を、MOUNTAIN MIST(マウンテン ミスト)と名付けました。